カスタムキャストで使えるVR機器を買うならどれがイチバン? Meta Quest 2 / HTC VIVE Pro 2 /VALVE INDEX

スポンサーリンク

シンギュラリティで待ってます。メンバーのJC VTuber 木乃葉ミキです♪

スマホアプリ「カスタムキャスト」は、安価でライトに自分のアバターを使って、バーチャルの世界を体験できることができます。

カスタムキャストユーザーの多くは、カスタムキャストで作成したキャスト(肉体)をVのアバターとして使用する際に、スマホのカメラトラッキングを使って行っているのでしょうが、お金をかけても良いから、もっとアクティブにアバターを動かしたい!!って人も少なくないはず。

今回の記事は、カスタムキャストで作成したアバターをVのアバターとして使用する際の方法と、その際に使用する機器の紹介をしていこうと思います。

スポンサーリンク

VR世界にキャストを連れて行くには?

カスタムキャストで作成したアバターを、カスタムキャスト以外のアプリやソフトで使用するまでの流れをカンタンに紹介すると、以下のようになります。

1・カスタムキャストでアバターを作成

2・ザ・シードオンラインにアバターをアップロード

3・バーチャルキャストにアバターを連れて行く

ざっくりとですがこの3ステップで「バーチャルキャスト」をプラットフォームに、カスタムキャストのアバターをVR世界で使用することができます。

このページを見ているみなさんのほとんどは、カスタムキャストで既にアバターやキャラクターを作り終えていると思われるので、その1となる「カスタムキャストでアバターを作成」の部分は割愛します。

以下、その2となるザ・シードオンラインにアバターをアップロードからを説明します。

ザ・シードオンラインにアバターをアップロード

ザ・シードオンラインとは、3Dアバターや3Dデータの共有サービスプラットフォームで、カスタムキャストのアバターは、カスタムキャスト内にて月額課金をすることで「カスタムキャストのアバターをザ・シードオンラインに【1体】保管する」ことができます。

あくまで保管することができるのは1体のみですが、交換は容易にできるので「1体分のデータスペースをレンタルしている」というものになります。

アバターをアップロードする方法

カスタムキャストのトップ画面で、UI右下にある「VRM出力」をタップしてください。

ニコニコIDとの連携を求められるので、ニコニコアカウントと連携します。

ニコニコアカウントとは?

カスタムキャストをS-Courtと共同開発した株式会社ドワンゴの運営する、ライブストリーミングサービス「ニコニコ」のログイン・アカウントになります。

カスタムキャストをザ・シードオンラインにアップロードするにはニコニコアカウントが必要条件となります。

連携が完了したらキャラを選んでアップロード!!

カスタムキャストとザ・シードオンラインの連携が完了するとキャラクター一覧が表示されます。
ザ・シードオンラインへアップロードしたいキャラクターを選択し、ザ・シードオンラインへログイン、連携します。

連携完了後、キャラクターをザ・シードオンラインへアップロードするかどうかを問われるので、「はい」を選択し、しばらく待つとアップロードが完了します。

アップロードが完了したことで、このステップは終了です。

次は3Dコミュニケーション空間となる、バーチャルキャストへのアバターの連れて行き方を説明します。

バーチャルキャストにアバターを連れて行く

「バーチャルキャスト」とは、株式会社バーチャルキャストが運営する、気軽に利用できるバーチャル空間で、ひとりから10人までひとつのルームを活用することができます。

ルーム内では、VR空間内で使用できるカメラを通してライブ配信をおこなうことも可能。

また、アバターを使用する際に必要なVR機器もさまざまなものを選ぶことが可能です。

PCアプリ「バーチャルキャスト」をゲットしよう!!

バーチャルキャストは、TwitterやYouTubeといったサイト内で活用できるものではなく、ダウンロードしてアプリとして使用するものです。

入手方法は、ストリーミングゲーム配信の再大手となる「Steam」からダウンロードするのが一般的となっています。

また、PCを使用しないスタンドアローンVR機器となる「Meta Quest (メタ・クエスト)」シリーズからは、Steam経由でなくダウンロードをする方法となります。

バーチャルキャストのトップページにリンクがありますので、そちらに進んでください。

バーチャルキャストとザ・シードオンラインを連携

バーチャルキャストを最初に起動すると、画面右上に「CONNECT」という表示があるので、ここをクリックしましょう。

バーチャルキャストとザ・シードオンラインとを連携させるプロセスに進みますので、画面の指示に従って連携を完了させます。

ルームにアバターを連れて遊びにいこう!!

バーチャルキャストを起ち上げると、上のような画面となります。

上から2番目の項目に「スタート時移動先」とあり、スタートしてからどこのルームに移動するのか選択できます。

自分からダレかのルームに遊びに行きたいときは「指定した移動先」を選びます。

上から3番目の項目「移動先指定」に、行先のルームキーを入力して「スタート」を押すと、目的のルームに移動することができます。

尚、ルームキーはルームが作成されるごとに毎回違うものが発行されます。

同じフォロワーの人のところにまた行こうとして、前回のルームキーを使用するとエラーが出ますのでご注意ください。

カスタムキャストで作成したアバターをザ・シードオンラインにアップロードしてあるなら、アバターの変更で選択することができます。

上の画像では、下段の左から2番目にカスタムキャストのアバターが登録されていることがわかります。

【重要】だいたいの人がハマるややこしいポイント

カスタムキャストで作成したアバターを、バーチャルキャストまで持っていくという作業で、初めておこなう人が陥りやすいポイントが、

「複数のアプリやサイトの登録をいっぺんにやるので、頭がこんがらがる」

です。

特に、カスタムキャストとニコニコアカウントの連携。カスタムキャストとザ・シードオンラインの連携などは「さっきやった作業をまたやらされてる」「もしかしてうまく登録できなかった?」といった錯覚に陥ってしまう場合もあるので、しっかり画面内の文字を読み飛ばさず、

自分が現在なんの作業をしているのか

キチンと足元を見つめながら進めることをオススメします。

是非とも、この記事を参考にカスタムキャストのアバターで、VRの世界にダイブしてみてください!!

バーチャルキャストで使うVR機器を選ぼう!!

カスタムキャストのアバターを使ってVRを楽しむ。

そのために機器選びはとても重要なものとなります。

仮想現実=バーチャルリアリティ(VR)

2016年頃から始まった第2次VRブーム。

この6年ほどの間で、日本国内でイチバン売れたVR機器といったら、100均で有名な「ダイソー」が開発・販売した約500円というたいへん安価なVRゴーグルでした。

当時から、VR機器といえばもっぱらダイソーVRゴーグルのような「スマートフォンを格納できる」タイプのものが主流でしたが、3万円~20万円の価格帯となる高価なハイスペックマシンも、世界的に販売台数を伸ばしていきました。

特にイチバン注目され、人気を博しているのが「メタ・プラットフォームズ」が開発・販売している「Meta Quest 2(メタ・クエスト・ツー)」

販売台数は現在、全世界で約1,500万台となっており、家庭用ゲーム機である株式会社SonyのPlay Station 5の約2,000万台に切迫する数字となっています。

日本国内でもTVCMが放映され、大きく家庭に入り込んできているMeta Quest 2 そして、その他のハイスペックVR機器。

今回はバーチャルキャストで使用できるVR機器のうち、Meta Quest 2 / HTC VIVE Pro 2 /VALVE INDEX といった3機種の特徴やオススメポイントを紹介していきます☆

Meta Quest 2

Meta Quest 2

¥74,000‐

世界でイチバン売れているVR機器

なぜ Meta Quest 2 が選ばれるの?

ハイスペックVR機器は数々ありますが、Meta Quest 2 が選ばれる最大の理由は2つあり、それは「値段」と「スタンドアローン」ということです。

まず値段ですが、これから紹介する他のハイスペックVR機器である HTC-VIVE PRO 2 やVALVE INDEX が15万円を超える値段なのに対して、Meta Questは4万円前後と四分の一の値段で買えてしまうということ。

もちろんスペック的に差は大いにありますが、VR動画を見たい、VRゲームをしたいという欲求を満たすことはこれ1台でお手軽にクリアすることができます。

なにより値段のハナシを続けると、比較対象として用意してあるHTC-VIVE PRO 2 やVALVE INDEXは、動作をさせるのにVR機器の他に接続するためのPCが必要となります。そのため、PCを持っていない状態からそれらの機器を購入してVR体験をしようとするならば、最終的には35万円~40万円ほどの出費となってしまいます。

それと比べたら、約十分の一ほどの金額で全てが完了してしまうMeta Quest 2が選ばれてしまうのは、わかりきったことですよね。

スタンドアローンとしての圧倒的な差

また、値段だけでなく「スタンドアローン」という特徴から、Meta Quest 2 が他の2機種に比べて圧倒的に勝っていること、それは「コードレス」ということです。

PC Linkと呼ばれるコードで、Meta Quest 2 はPCと接続して、美麗なグラフィックスのVRゲームなどを楽しむこともできますが、PCと接続をしなくても高品質なVR体験をすることができます。

VRでゲームをしたり、VTuberとしてライブ配信をしたりする際、VR機器とPCをつなぐケーブルはかなり「邪魔」です。

掃除機のコードでさえ、掃除をしている最中に邪魔だなーと思うじゃないですか? それが、外界が見えない状態でカラダの周りに存在しているのです。足を絡めてしまったり、カラダにまとわりついたり・・・

そんな「邪魔」なコードから解放されて楽しめるVR体験は、何事にも代えられないと言っても過言ではありません。

有線VRのコードがどれだけジャマかわかる記事はコチラ

HTC VIVE PRO 2

HTC VIVE PRO 2 フルセット

¥180,000‐

専門職にお墨付きの逸品

ハイスペックVR機器で Meta Quest 2 と双璧をなす存在が、コチラのHTC VIVE(エイチティーシー・バイブ)シリーズです。

とはいっても、出荷台数ではMeta Quest 2が圧倒的に勝っているのですが、ホビーとしてではなく医学や研究・開発といったジャンルでは逆に、圧倒的にHTC VIVEシリーズがシェアを広めています。

理由としては2016年頃から始まった第2次VRブームの黎明期より、当時最高のスペックを誇ったマシンを一般市場に提供していたというアドバンテージによるものです。

HTC社のVR機器販売戦略はたいへん上手で、モデルチェンジやバージョンアップをおこなったとしても、ある程度のパーツを前の機種から引き継ぐことができることで、新機種販売による際のユーザー離れを起こさないようにしています。

HTC VIVEシリーズがシェアを広げた要因のひとつには、ストリーミングゲームプラットフォームにおいて世界最大の規模をもつバルブ・コーポレーションが運営する「Steam(スチーム)」において、オフィシャルのVR機器として扱われたという歴史があることもプラスしています。

現行全てのVR機器のスタンダード的存在

HTC VIVE シリーズがユーザーに好かれる理由としてのイチバンは、ハイスペックVR機器の市場を牽引してきた存在として、全ての機器のスタンダードともいえるスペックによるものだと思われます。

言い方を変えると「バランスが良い」といったところでしょうか?

VRを使用するユーザーにとって、ちょうど良い具合の調整がされているのがHTC VIVEシリーズといって良いでしょう。

HTC VIVE以外のVR機器を見て、あなたが「この機能やスペックだけはどうしてもゆずることができない!!」という気持ちがあるのでしたらそちらを選べばよいのですが、そこが揺れているのであれば逆に迷わずHTC VIVEを選ぶべきです。

また、VRブームの黎明期から存在していたアドバンテージとして、他の機器に比べての周辺機器やアクセサリーの多さも見逃せません。

購入金額をなるべくお安くしたいと思うのなら、中古美品もたいへん多く出回っているので、そういった点もHTC VIVEを選ぶひとつの要因にしても構わないと思います。

HTC VIVE Cosmos

HTC VIVE Cosmos

¥78,000‐

HTC VIVE PRO のライトユーザー版

もうひとつHTCから販売されているVRヘッドセットのシリーズとして、HTC VIVE Cosmos を紹介します。

この機種の立ち位置は、HTC VIVE PRO よりも安価で、気軽にHTC VIVEシリーズのVR機器を楽しめるというものになります。

値段も約半分の約8万円で購入することができ、それでいてHTC VIVE PROに勝る部分もあるなかなかの逸品です。

ベースステーションを使用しないお手軽感

HTC VIVE PROを使用するにあたって、重要となる周辺機器があります。

それは「ベースステーション」といって約16cmの箱型のセンサーなのですが、HTC VIVE PROを使用するにはこの周辺機器をVRを使用する部屋の2か所に設置する必要があります。

HTC VIVE Cosmosは、インサイドアウトというヘッドセットに取り付けられた6個のカメラでモーションをキャプチャーするため、ベースステーションを必要としないのが最大の特徴です。

ベースステーションを使わない分、手を後ろに回すなどメイン機器となるヘッドセットからコントローラーが隠れてしまう場合に、操作が不安定になったりしますが気にならない範囲といえます。

また、必要であればベースステーションを追加して、より精密なモーションキャプチャーを実現することも可能です。

VALVE INDEX

VALVE INDEX VR キット

¥179,000‐

表現力豊かなVALVE INDEXに注目!!

世界最大のストリームゲームプラットフォームとなる「Steam」から、ひとつ前に紹介したHTC VIVEシリーズから、オフィシャルVR機器の座を奪ったのが、このVALVE INDEXです。

Steamの運営会社となるバルブ・プラットフォームが開発・販売しているVR機器で、性能はHTC VIVE PRO2と比較した場合、上位互換といっても過言ではありません。

また、ベースステーションなどはHTC VIVE PROと同じものが使用できたりと、HTC VIVEシリーズからVALVE INDEXへ乗り換えるユーザーも多いです。

今回紹介している3機種のなかで、差別化された最大の特徴は「指の表現ができること」

バーチャルキャスト内で、指の表情を変えることは可能ですが、あまり表現力豊かといったものではありません。

しかし、VALVE INDEXを使用してバーチャルキャストに入ることで、その点は大きく変わります。

コントローラーの画像を見ていただければわかるように、VALVE INDEXのコントローラーは手を固定するストラップがついており、コントローラーを握っていなくても手にホールドされた状態となります。

フリーとなっている指は、動かすとセンサーによりモーションキャプチャーされ、VR内のアバターの指の動きに反映されます。

VTuberの方でも、指の動きを表現するためにVALVE INDEXを選ぶ人は少なくありません。

3機種それぞれのスペック比

解像度

Meta Quest 2両目:3,664×1,920
片目:1,832×1,920
HTC VIVE PRO 2両目:4,896×2,448
片目:2,448×2,448
VALVE INDEX両目:2,880×1,600
片目:1,440×1,600

VRヘッドセットをかぶったときの、目の前にある液晶ディスプレイ。

このディスプレイの細かさがイチバン高いのはHTC VIVE PRO 2となります。

値段の部分で比較して、Meta Quest 2よりも高価なのに関わらず、解像度で負けているVALVE INDEXが気になりますが、バーチャルキャストをプレイするにあたってはそもそもの解像度が低いのであまり気になりません。

尚、3機種とも液晶ディスプレイです。

リフレッシュレート

Meta Quest 290Hz
HTC VIVE PRO 2120Hz
VALVE INDEX144Hz

リフレッシュレートとは、いわゆる「秒間何フレーム」というものを表現できる最大数です。

数字が高ければ高いほど滑らかに動いて見えます。

シューティングゲームやアクションゲームは一般的に120fpsで動作していますが、テレビ番組や映画は30fps/24fpsで製作されています。

3機種の中で画面解像度がイチバン低かったVALVE INDEXですが、そもそもVRシューティングゲームなどを楽しむために開発されている点から、ダントツの一番となっています。

視野角

Meta Quest 2100°
HTC VIVE PRO 2120°
VALVE INDEX130°

VRヘッドセットの「視野角」とは、目の前のVR空間の左右の広がりを指します。

一般的に人間の視野角は90°~100°となっています。

Meta Quest 2は、視野角がそれとほぼ同じの100°となっていますが、人によっては若干左右に液晶画面の端が見切れてしまう場合があり、明るい画面になるとよりそれが目立ってしまいます。

重量

Meta Quest 2503g
HTC VIVE PRO 2815g
VALVE INDEX748g

それぞれのVR機器のヘッドセットの重さです。

やはり軽いのはスタンドアローンタイプのMeta Quest 2で、重いのはHTC VIVE PRO 2です。

コントローラーの値段

Meta Quest 2¥10,000-
HTC VIVE PRO 2¥26,000-
VALVE INDEX¥40,000-

最後に、ある意味消耗品ともいえるコントローラーの単体価格です。両手ではなく片手の値段です。

VALVE INDEXのコントローラー片方で、Meta Quest 2 が買えてしまうくらいの価格になります。

VTuberとなって、定期的にライブ配信をおこなうことになったなら、コントローラーをストックしておくことも必要となりますので、参考として載せておきます。

最終的にどれにする?

どうしましょう!? どれがベスト??

カスタムキャストでアバターを作成して、ザ・シードオンラインにアバターをアップロード。バーチャルキャスト上でアバターの中に入ってVR空間をエンジョイ・・・

したいのだけど、最終的に「VR機器」をどうするか? 悩みどころですよね。

それなので、こんな人にはコレ!! というオススメポイントを紹介します。

是非とも参考にしてみてください♪

とにかくライトに楽しみたい☆

VR機器を買ったとしても、やることといったらバーチャルキャストくらいか、あとは少しVR動画を見るくらい。

といった人には、なにより安価でライトに楽しめる「Meta Quest 2」がオススメ!!

スペック比較で、HTC VIVE PRO 2 に比べて「液晶ディスプレイの解像度が低い」というのが気になりますが、そもそもこれから楽しもうとしているVR空間である「バーチャルキャスト」は、そこまで解像度が高かったり、空間をシェアするフォロワーのアバターのポリゴン数が高かったりするわけではないので、Meta Quest 2のスペックで十分楽しめます。

ただし、気を付けなくてはいけないのがご自宅のWi-Fi通信速度。

PCと違い、LANケーブルを接続することができないMeta Quest 2は、通信の全てをWi-Fiに委ねることとなります。

そもそも「自宅にWi-Fi環境がない」という人は、そこから始めないといけないのでご注意ください。

VTuber としての生活をガッツリ楽しみたい

本格的なVTuberをカスタムキャストを使って目指すのであれば、選ぶべきVR機器は「VALVE INDEX」一択といっても良いでしょう。

とにかく、バーチャルキャスト内で表現できる「指の表情」は、他のVTuberと差別化できること間違いなしですし、他のVR機器を買ったあと「あまりにも出来ない」ことから、買わなかったことを後悔してしまう要素のひとつといえます。

また、VALVE INDEXはVTuberライフだけでなく、世界最大のストリーミングゲームサイト「Steam」のオフィシャルVR機器として、Steam内のVRゲームを思いっきり楽しむこともできます。

どうしてもそういった点では、HTC VIVE PRO 2 との2択になってしまいがちですが、装着してからのフィット感や、着脱時のストレスなどを比べても軍配が上がるのはVALVE INDEX。

コントローラーについても、HTC VIVE PRO 2は配信中にずっと握っていなければいけませんが、VALVE INDEXなら手をフリーな状態にしていても関係ナシ。

VTuberとして長時間配信をしているとき、そういったカラダに与えるストレスという点でVALVE INDEXのほうがオススメといえます。

しっかりVRゲームも楽しみたい

テレビゲームのビジュアルには大きく2つに分けられます。

同じオープンワールドのゲームで例えるなら「原神」は、日本のアニメーションのような2Dと3Dの中間点のようなグラフィックスで、美麗ですが「繊細」というわけではありません。

逆に「ゴースト・オブ・ツシマ」などは、実写さながらのリアルなグラフィックで、画面内の3Dオブジェクトやキャラクターのポリゴン数も多く、とても「繊細」な画面となっています。

どうしてもゲームをするのにあたって、こういったリアル指向なものが好きな人や、オブジェクトのディティールに拘りたい人は「HTC VIVE PRO 2」がおススメです。

どちらかといえば、カスタムキャストでVRをするのはオマケ的な要素となってしまいますが、もっと広くVRを楽しみたいと思っている人ならHTC VIVE PRO 2を購入するのが間違いないでしょう。

カスタムキャストでアバターやキャラクターを作って、そのキャラにもっといろいろな表現をさせたい!! と思ってしまうことはあたりまえなことだと思います。

その表現のひとつ、アバターの中にVRで入って自分で動かす。

人間の三大欲求である「食欲」「性欲」「睡眠欲」に加えて、変身欲求なんてものもあるのではないかな? と思ったりもします。

違うダレかになって、違う生き方をロールプレイする。それも、かなり現実と近いカタチで。

また、違うダレかとかにはならずとも、現実の自分をトレースしたアバターで、非現実の世界に飛び込んでみるというのも、変身欲求のひとつだと思っています。

今回紹介したVR機器3機種は、それを叶えるのに十分なものだとワタシは思っています。

あなたも、ワタシたちのようにシン・メタバースの世界を楽しんでみませんか?