学童支援プロジェクトのご案内

未来は楽しいこと いっぱいだからね を子供たちへ!!

シンギュラリティで待ってます。の活動テーマである

「未来は楽しいこと いっぱいだからね」

バーチャルの世界だけでなく、リアルの世界でも多くの人にこの言葉を届けたい!!

シンギュラリティで待ってます。では、このたび、

「学童支援プロジェクト」というものをスタートすることにしました!!

このプロジェクトに少しでも興味をもっていただきありがとうございます。

カンタンにこのプロジェクトの内容をお伝えしていきたいと思います。

学童とは?

現在小学生で平均約30%の児童が利用している「放課後児童クラブ」通称「学童保育(がくどうほいく)」

共働きの家庭や、片親の家庭の子供などが、学校終業から親の仕事が終わる時間まで、大人の支援員が管理する施設に預かってもらえる、厚生労働省が管轄する日本の児童福祉事業のひとつです。

小学校1年生から6年生までの児童が、放課後に30人~60人収容できる施設で、親のお迎えがくるまでのあいだ、宿題をやったり友達と遊んだりおやつを食べたり、ときには支援員の方に悩みを打ち明けたり。

仕事で放課後の子供の面倒をみれないご家庭の親御さんに代わって、施設の支援員さんたちが子供たちの面倒をみる。といったものです。

現代の戦後最大の経済不況である日本という国において、国民が世帯収入の向上・維持をするため、多くの家庭が共働きや時間外労働・副業を強いられています。

ちなみに現在の日本全国での共働き率は「約66%」

会社員での副業率は「約34%」

そのような国民全体的の労働時間の増加が進む状況のなかで、学童保育は子育てをするためにはなくてはならないシステムのひとつといえます。

体験してわかった学童保育の実態!?

きっかけは職業体験

わたしたちは以前から学童保育の存在こそ知っていましたが、具体的な内容はよくわかっていませんでした。

「おうちに帰ってもお母さんがいない子が施設に寄って、おやつ食べて宿題やってお友達と遊んで、お迎えがきたら帰るみたいなところ」くらいな認識でした。

深く知るきっかけは小学6年生のとき。

同じクラスで、学校に併設してある学童保育に通う友達が、学童を辞めるにあたって、置いてある荷物を引き払わなければいけないということで、その手伝いに施設を訪れたことでした。

そこから、学童保育という存在がわたしたちの中で、言葉だけではない具体的なものとなりました。

それから約1年、今度は中学生になってから。

夏休みの課題のひとつである「職業研究」のなかに「職業体験」がありました。

わたしたち3人が「職業体験どこでする?」という相談をしたとき、真っ先に思い付いたのが母校である小学校の学童保育でした。

わたしたちは所長さんにお願いして、ボランティアとして1日「学童支援員」の仕事をさせてもらいました。

仕事の合間に、所長さんをはじめ、ベテランの支援員さんたちからお話を聞き、学童の実態というものを知ることができました。

現場に入ってわかった学童の実態!?

学童保育の現場に入って、仕事を体験させてもらったなかで、いちばん驚いたことは学童を利用する家庭の、家庭環境状況の幅の広さです。

学童に子供を通わせている家庭の環境というのは、夫婦ともに日中の仕事をしている「共働き」の家庭。または、離婚による片親、単身赴任で夫婦どちらかが不在という家庭がほとんどです。

さて、ではそのご家庭ごとの家庭状況とはどういったものでしょう。みなさん想像がつきますか?

もしかしたら「学童に子供を通わせる家庭は、貧困層の家庭が多いのではないか?」と思われがちかもしれません。

どうしたって、共働きイコール世帯収入が一般的に満足ではないという先入観が入ってしまいます。

しかし、実は全くそんなことなく、学童を利用している家庭は、貧困層もあれば庶民層・中流層・富裕層もあり、普通に学校のクラス分けと変わらず、満遍なく様々な家庭環境・家庭状況の子供たちが集まっているのでした。

全ての家庭に満遍なく利用される学童保育

実際、わたしたちが職業体験をさせてもらった学童施設を利用している家庭にも、上場企業を経営していたり、大きな農場を経営していたり、警視庁で働いていたり。

また、5人兄弟のうちの2人が通っているだとか、片親でネグレクト状態となってしまっている姉妹・・・なんてご家庭もあったりしました。

なので、駐車場にくるお迎えのクルマも、ボロボロの古びた軽トラから、高級な外車までさまざま。運転手つきでお迎えにくるお母さんもいました。

つまり、学童保育というシステムは、なんら全国のなかで一部特殊な家庭が利用するだけのシステムというわけではなく、日本全国の小学校に通う子供をもつご家庭全てに、満遍なく利用される可能性があるものということなのです。

なお、2017年と少し古いデータになりますが、小学校1年生での学童利用率は約32%。小学校2年生での学童利用率は約28%となり、小学校のクラスの3人に1人は学童に通っているという状況になります。

学童保育も日本の経済を支える柱のひとつ

マスメディアの取り上げるニュースや、日本国民が注目する「福祉」に関連することは、どうしても「介護医療」や「生活保護」などにいきがちですが、その影で「学童保育」という福祉事業についても目を向けていくべきなのではないでしょうか?

前述したように、学童保育は子供をもつ共働き・片親家庭において絶対的に必要なものであり、言い方を変えれば「学童保育があるからこそ共働きができる。片親の家庭でも日中の仕事ができる」となります。

つまりは、学童保育は日本経済の屋台骨のひとつであり、その価値は高齢化社会となった日本のある意味「柱」であり「光」なのではないかと思います。

現在、日本が抱えている問題として「結婚率の低下」があります。

結婚をし、家庭を築き、子供をつくることにより、これまでの独身生活とは暗転して、過酷な生活が待っている。日本という国が、高齢化社会による介護福祉にばかりチカラを入れてしまい、児童福祉にチカラを注がなかった過去が生み出してしまった弊害です。

学童保育がもっと世間的に注目され、施設の拡大や人員の増強、サービスの向上に繋がれば、日本国内での「結婚をしたいカップル」「子供をもちたい夫婦」「子供がいるため働きたくても働けない家庭」の背中を押すことに繋がり、次いでは人口増加に繋がり、果ては経済成長へと繋がることに間違いはありません。

わたしたちになにができるのか?

そんな学童保育に対して、わたしたち「シンギュラリティで待ってます。」の3人がなにができるのか?

正直なところ、まだ中学生であり、YouTubeのチャンネル登録者数も1,500前後のわたしたちに大きなことなどできません。

しかし、未来を楽しいこといっぱいにさせることができる、学童保育という児童福祉システムにわたしたちもなにかしらの助力ができればと思います。

学童にピカピカ新品の遊具を!!

学童にある遊具はどれもこれも「古くてボロい」のです。

理由としては、学童で使用できる経費の多くは、トイレットペーパーや洗剤、プリンターのインク、電気の照明といった消耗品代にあてられ、しかもそれでカツカツということで、新しい遊具を経費で買うなんてことはなかなか出来ないとのこと。

出来たとしても「ボールが割れちゃったから買い直す」くらいのことしか出来ないようで、学童にある遊具のほとんどは「もらいもの」学童に通う児童の親御さんからの寄贈品・・・いわゆる「お古」というものだそうです。

結局そういった入手ルートのため、新しい「お古」が来なければ、永遠にボロボロな遊具で遊び続けることになるわけで、なかでもトランプなんかはひどいもので、全53枚(ジョーカー含む)の全てが折れてたり、セロテープで補強してあったりと、かなり酷い状態です。

ババ抜きをやったとしても、折れ方やテープの補強の仕方でジョーカーが丸わかりなので、配った時点でジョーカーをもった児童は最後までジョーカーもちです。

※上の写真のいちばん右のトランプが、実はジョーカーです。裏からでもまるわかりでしょ?

ピカピカのトランプを学童に☆

学童の児童たちに「使いやすくて新品のトランプを!!」

学童支援プロジェクトに興味をもっていただき、プロジェクトに参加したい!! というのであれば、是非とも下のリンクから、プロジェクトに該当する「トランプ」を選んでいただき、ご購入下さい。

ご購入いただいたトランプは、いったんわたしたちの元に配送されます。その後、数がまとまったところで学童保育を運営している民間企業あてに寄贈させていただき、各学童所に配布していただきます。

学童の床をピカピカに☆

全国ほとんどの学童保育所は、フラットな床の上に和机が並べられた教室がメインホールとなっています。

各和机に2、3人が座り、勉強をしたり遊んだりするのですが、学校の教室と大きく違うところは、椅子がないことです。

そのため、子供たちは床に直に座ることとなりますし、床に手をつきますし、時には寝転がったりすることもあります。

学童保育所の多くが和机を採用し、椅子を使用しない理由は単純に人数当たりの施設空間が狭いことが原因となります。机に加えて椅子まで置いてしまうと、空間に余裕がなくなってしまうからです。

また、経費の削減という側面もあります。

それはそれでかまわないのですが、どうでしょう? 学校の床に、座ったり寝転んだりすることに、少なからず抵抗感はありませんか?

しかも、学童保育所内で子供たちは「素足」または「靴下」で過ごします。

よって、床は子供たちの汗や皮脂で汚れ、加えて学校の教室と同じように、消しゴムのカスや抜けた頭髪などゴミが散乱しています。

正直、日中の学童保育所の床はかなり汚い状態だったりします。

全国の学童保育所に「ルンバ」を!!

学童に、床をピカピカにしてくれる「ルンバ」を!!

学童支援プロジェクトに興味をもっていただき、プロジェクトに参加したい!! というのであれば、是非とも下のリンクから、プロジェクトに該当する「ルンバ」を選んでいただき、ご購入下さい。

ご購入いただいたルンバは、いったんわたしたちの元に配送されます。その後、数がまとまったところで学童保育を運営している民間企業あてに寄贈させていただき、各学童所に配布していただきます。

みんなで作ろう楽しい未来

以上がひとまず、2022年現在でのわたしたちの行う「学童支援プロジェクト」の全般となります。

現在わたしたちのYouTubeチャンネルは、おかげさまで収益化ができており、広告収入で稼いだ収益の一部を、このプロジェクトの「運送費」に宛がいたいと考えております。

できることはホントに小さいことですが、この活動が多くのダレかに伝わり、学童保育という日本の国の児童福祉システムが注目され、いまを生きる子供たち、そしてその子供たちが暮らす家庭、そしてそれを取り巻くわたしたち全世界の人々の未来が、少しでも楽しいものになることを願います。

未来は楽しいこと いっぱいだからね。