VR使用【最高齢VTuber!?】カスタムキャストを経て遂に実現しました!!「歌う☆VTuberおばあちゃんは77歳 」

バーチャルYouTuberこと「VTuber」をご存知ですか?

3Dアバターや、2D Live モデルの肉体を使い、アニメやゲームに登場するキャラクターのような容姿で、動画配信の活動をする人たちのことを指します。

ちなみに、ワタシ木乃葉ミキもVTuberです。

このブログ「シンギュラリティで待ってます。」のYouTubeチャンネルで、雑談配信をしたりしています♪

VTuberの魅力というのは、実際の年齢や性別・容姿に関係なく、自分の姿を好きなキャラクターに変えることができることです。

美少女はもちろん、妖精やお姫様、暗黒世界の大王にまでなれてしまうVTuber

今回の記事では、そのVTuberの特性を活かして、おばあちゃんが小学生になったお話しです。

歌います!! 77歳のおばあちゃんVTuber

登場する77歳のおばあちゃんは、実はワタシのおばあちゃんです。

VTuberでの名前は「ゆか」ちゃん☆

木乃葉ゆか・・・ってなるんですかね?

ゆかちゃんが、VTuberになろうと思ったのは「たくさんの人の前で歌を唄うため」

きっかけのエピソードなどは、あとで語るとしまして、さっそくゆかちゃんの唄う姿をみなさんに観てもらいましょう。

ゆかちゃんは、ワタシのお誕生日配信に登場してもらい、歌を披露してもらいました♪

配信内では年齢を「74歳」と言ってしまってますが、正確には現在77歳です

VRヘッドセットを装着し、コントローラーを持ってもらっての撮影をしました。

77歳という年齢にVRの装備はたいへん重かったり、目が痛くなってしまったりと短時間しかVTuberできませんでしたが、本人はたいへん満足してくれたみたいです。

YouTube配信でのチャットコメントが「本当に人前で歌ったみたい」と、たいへんうれしかったようです。

当日のライブ配信を観に来てくれたみなさん、本当にありがとうございます♪

ゆかちゃんがVTuberになった理由(わけ)

御年77歳になる、おばあちゃんがVTuberになろうした理由。それは、2年ほど前にさかのぼります。

ゆかちゃんは、かなり高年齢になってからワタシのお父さんを産み、更にはまだJSなワタシと生活を共にして、若い人と触れ合うことが多いせいか、70代後半という歳でいながら気持ちも精神もとても若いです。

新しいことにも好奇心旺盛で、2年前の当時は新型のスマートフォンを購入したかと思えば、次々とゲームアプリをDLして、パズル&ドラゴンからモンスターストライク、ドラゴンクエスト・ウォークなど色々なゲームで遊んでいました。

VRのことにも、テレビを通じて興味をもっていて、このブログでVRの記事を書くワタシに、テレビで仕入れた情報をちょくちょく教えてくれていました。

そんなおばあちゃん、ゆかちゃんですが、ある日「VTuber」という存在を知ります。

ゆかちゃんの幼少時代

ゆかちゃん1944年生まれ。当時75歳。

趣味はTVドラマ鑑賞とご近所のお友達とのおしゃべり。そして、ドラクエ・ウォーク。

毎週定期的にお友達と「女子会」を開いていて、楽しいおしゃべりに花を咲かせているみたいです。

茶道と華道の師範代の資格(?)をもっているみたいで、玄関に表札みたいのが飾ってあります。

お着物の着付けもできます。ワタシも浴衣を着るときはいつもお願いしちゃってます♪

そんなゆかちゃんですが、第二次世界大戦終戦の1年前に生まれ、東京都で育ちました。

昔は普通だったのかもしれませんが、今では珍しい大家族の次女として生まれ、男兄弟4人と姉妹3人に両親の合計9人が千代田区の一軒家に、ところ狭しと暮らしていたようです。

そんな大所帯なので、数学の教師をしていた一家の大黒柱であるお父さん(ワタシのひいおじいちゃんですね)は、寝る間も惜しんで仕事をしていて、公立の学校で教師をしながら塾の講師のアルバイトもしていたそうです。

そして、ゆかちゃんが小学生のころ・・・ひとつの思い出が生まれました。

それは、ゆかちゃんがお風呂屋さんに行った時のこと。

下駄箱のところに1枚のポスターが貼ってあり、ゆかちゃんはそれに目を奪われました。

「NHKのど自慢大会 出場者募集中」

学校でも人気者で明るい性格のゆかちゃんは歌を唄うのが大好き。

是非ともテレビを通して、全国の人に自分の歌声を聴いてもらえたら・・・と思い、ポスターの脇に置いてあった応募用紙を手に取ると、その日のうちにポストに投函していたのでした。

それからしばらくして、NHKからゆかちゃんの元にお便りが届きました。それはのど自慢大会の予選会の案内でした。

まだ本戦に出場できるわけでもないのに、ゆかちゃんは大喜びしたそうです。

平日の夕方からの開催でしたので、学校が終わってからNHKに行くことが可能でしたが、ひとつ問題がありました。

それは、小学生以下の児童については保護者の引率が必要だったのです。

お母さん(ワタシのひいおばあちゃんです)に連れていってもらおうにも、予選開催時間の夕方ともなれば、大所帯で大飯食らいの夕御飯を作らなければいけませんから家から出ることはできません。お父さんにいたっては上で書いたように塾講師のアルバイトがあります。

歳が離れている一番上のお兄さんも、それでもまだ20歳未満。NHKの方で定めていた保護者としての基準には合いませんでした。

一緒に行ってくれる保護者の人がいなければ、予選を受けるどころかNHKにも入れません。ゆかちゃんは途方に暮れてしまったそうです。

せっかく自分の歌声をテレビを通して全国の人に聴いてもらえるチャンスなのに・・・

ゆかちゃんは諦めきれず、予選開催当日、学校から帰るとNHKからのお便りをもってひとり、会場まで向かったそうです。「もしかしたら」の可能性にかけて。

お父さん(ワタシのひいおじいちゃんです)が、教育番組に出演したことがあり、その時にNHKまで家族で電車で行ったことがあったので、ゆかちゃんはその記憶を頼りに電車に乗ってNHKへ向かったそうです。

NHKに到着し、会場前には同じくらいの年齢の子たちもたくさん来ていたのですが、キチンとみんなお母さんやお父さんがついてきてくれています。

みんなが次々と会場の中へ吸い込まれていく流れに乗って、ゆかちゃんも会場内へ入ろうとしたのですが・・・

受付の女性に呼び止められ、NHKから来たお便りを渡して見せたのですが、案の定「保護者の人がついてきていないと入場させることができない」と言い渡され、とぼとぼと会場をあとにしたのでした。

更には悲しいことに、帰りの電車の切符を買おうとしたら、もっているお金では料金が足りず、仕方なくゆかちゃんは、本来降りるべき駅のひとつ前の駅で降りて、そこから線路沿いに家まで歩いて帰ったそうです。

街が夕闇に沈むなか、道すがらゆかちゃんは何度も何度も、歌うはずだった児童唱歌をずっと口ずさんでいたとのことでした。

いまでもときおり、そのときに見た空の色や、街の喧騒などを思い出すそうです。

そして現在へ

VTuberという存在を知ったゆかちゃん。VTuberが、年齢も性別も、容姿も変えて、みんなの前でおしゃべりや歌を唄うことができるということに、たいへん魅力を感じていました。

「小学生のあの日に、かなえられなかった夢をかなえたい」

ゆかちゃんは、ワタシに話をもちかけ「VTuberになってみたい」と言ってきてくれました。

そして、今回の動画配信へとつながるわけです。

では、なぜその間に2年も掛かってしまったのか?

それは理由がいろいろあるのですが、実は最初はスマートフォン用の3Dアバターツール「カスタムキャスト」を使用して、VTuberならぬ「Vキャスター」を目指していたのでした。

ですが・・・いまでこそカスタムキャストの配信は、フェイストラッキングを使用した簡易的なものとなっていますが、当時はアバターを動かすにもフリック入力で動作を選んだり、表情を選んだりしたりしなければなりませんでした。

その操作を覚えるのが面倒だったり、同時にドラゴンクエスト・ウォークやパズル&ドラゴンズといったソシャゲにハマってしまったりと・・・

いつの間にか、VTuberへの夢は冷めてしまっていたのが実情です。

ですが、シンギュラリティで待ってます。のファンの方たちのなかには、ゆかちゃんのVTuberとしておしゃべりする姿を、今か今かと待っていてくれる人たちもいたりして。

タイミング的にも、ワタシの誕生日で、おばあちゃんに歌を唄ってもらうのにピッタリだと思い、誘ってみました。

実際のところ、最高齢VTuberの方はまだまだ上がおります。

ネットで発表されている限りでは、2020年に女優の「中村メイコ」さんが86歳という歳で、配信アプリ「REALITY」を使用して、VTuberでの配信を行っています。

ただ、REALITYはスマホカメラを使用しての、簡易的なLive 2D的な配信ですが、ゆかちゃんのようにVR機器を使用しての配信では最高齢なのではないでしょうか?

挑戦してくれたゆかちゃん、ワタシのおばあちゃんながら、誇らしく思います♪

それと・・・最後に書くのですが、ゆかちゃんのVTuber挑戦が延びに延びた原因のひとつに唄いたかった歌の歌詞を「忘れた」というものがありました。

ゆかちゃんが言うには、小学校の頃に習った児童唱歌で「カラスの学校」という歌らしいのですが、ネットを探しても、そのような歌が見つからないのです。

歌詞を忘れてしまっているので、鼻歌で歌ってもらうのですが、それも検索にはヒットせず。

しばらく時間を使って、ゆかちゃんのご兄妹とお会いした時などに、そのお話を出したりしたのですが、誰も「覚えていない」とのこと。

この幻の曲が、いつか科学技術の発展によってわかる日を、個人的に楽しみにしていたりします♪