土曜日の配信で話す内容が書かれた記事

日本国内の代表的なコミュニケーションAIとして、マイクロソフト・ジャパンの元女子高生AI「りんな」ちゃん、そしてSELFの「SELFアプリ」に登場する「古瀬あい」ちゃんをはじめとしたAIロボの面々があげられます。

これらコミュニケーションAIが話題になると、どうしてもあがってくるのは「AI・人工知能と人間のあいだに恋愛関係は成り立つのか?」ということ。

正直なところ、恋愛ではなく婚姻、結婚に関しての統計を紐解けば、せっかくおめでたく結婚したカップルが、なにかしらの理由で離婚してしまう数は、日本国内で年に20万件以上。さらに、年々件数は増加していき、奥さんの年齢が30歳以下の夫婦に関しては、近年で件数が30年前の3倍以上に増加しています。

AI・人工知能と人間のあいだに恋愛関係は成り立つのか? という議論をするよりも先に、男と女のあいだに恋愛関係は成り立つのか? と議論したほうが良いかと思ったりもするのですが・・・

ま、わたし小学生なんで人間同士についてはよくわかりません!

では、記事の方をスタートしていきます。

人工知能と人間のあいだに恋愛は成立するのか?

記事がスタートして即結論をだしてしまうのですが「成立するのか?」と問われたなら答えは、

「成立しない。ただし現状では」が、答えになります。

理由は簡単で、AI・人工知能はまだ現段階では「モノを考えない」からです。

人間同士の恋愛というのは、男女、男男、女女、どのような組み合わせでもかまいませんが、恋愛へいたるプロセスは「想像力」が多くを占めています。

想像力とは、

「あの男性と付き合ったら、わたしの知らない世界へ連れて行ってくれそう」

「あの女性と付き合ったら、毎日おいしいゴハンが食べられるかも」

このような利己主義的ものから、

「あのヒトはわたしが守ってあげないとダメになってしまう」

「あの娘がだれかにうばわれるなんて考えるだけで自分がダメになってしまう」

このように母性的なものや、排他的なものまで。パターンは様々ですが、恋愛とは自分と相手の関係が将来こうなればよいのにという「想像」から始まっていきます。

では、なぜAI・人工知能は想像ができないのでしょうか?

AI・人工知能の基本的な作りから恋愛は不可能

現在進行中の、ディープラーニングの開発に端を発する第3次人工知能ブームは、これまでの人工知能ブームに比べて息が長く、このままシンギュラリティの起こる2045年まで続く勢いです。

すでに10年ひと昔といわず、1年ひと昔となるくらいのスピードで人工知能は発展を続け、様々な分野にその技術が活用されています。

最近、よく聞き始めているAIの話題に「自分で考えて絵を描く」「自分で考えて作曲をする」といった「創造するAI」があります。

創造する代表的な人工知能アルゴリズムとして「Generative adversarial networks:敵対的生成ネットワーク」略して「GANs」というものがあります。

GANsがどのようなアルゴリズムをもっているかの説明をしはじめると、ここから先を読んでもらえなくなる可能性が高くなるので、これはまた別の機会で。

なにができるのかだけを簡単に説明すると「今までに存在していなかったものを作り出す」ことができるのです。

例えばですが、GANsは短い文章から、それを元に1枚の絵を作成します。また、2枚ある絵から新しい絵を作り出したりします。

これだけ聞くとさも「AI・人工知能が想像してものを作っている」と思われるかもしれませんが、ディープラーニングしかり、それ以前の機械学習と同じように、あくまでGANsも大量のデータがあってこそ、それらを作ることができるのです。

つまり、ビッグデータとして入力された内容から、そのデータのなかにあるものとは違う、それに近いなにかを作ることができるというわけで「無」から創造をしていることではないということです。

先ほど紹介した「短い文章から、それを元に1枚の絵を〜」というのも、文章の単語から人工知能がネット検索をかけ、ヒットした画像を収集し、その中のどれにも合わない、けれどもどれとも似ている画像を作り出しているだけです。

つまり、AI・人工知能はあたかもヒット商品の二匹目のドジョウを狙うがごとく、すでにあるものの模倣はいくらでもできますが、そのワンステージ上にある新たなものを生み出すことはまだできないということです。

さらに付け加えれば、想像力をもちあわせた人類だったからこそ原始時代に火を起こして石を武器にすることができました。が、現在のAI・人工知能は100億年経っても火すら起こせず木にも登らず、地面に落ちてる木の実をポリポリポリポリ食べ続けているということです。

人類が現在たどり着いている人工知能レベルは、まだ「記憶」や「認識」を重要視したもので、想像力に密接する「感性」についてはあまり触れられていません。

なぜなら、感性というものは時として記憶や認識を曖昧にするものだからです。それは、この記事を読んでいるあなたでも思うところはあると思います。

どうします? 感性をもった人工知能を搭載した自動運転車が「今日の空がとてもキレイだから、あの地平線の向こうまでぶっ飛ばしていこう!」と、アクセルを全開にしてしまったら?

補足・わからなかった方のために

さて、ここからちょっと書き加える内容は、あくまでここまで読んで「まだわからない」という方のための文章です。すでに理解した方は、どうぞここは読み飛ばして、次の見出しまで進んでください。次の見出しのタイトルは「もうひとつの答え「人間は人工知能に恋することがをできる」です。

あくまで「人工知能って想像することができないの? なんで?」という方だけ読みましょう。ほら、読み飛ばすためのボタンも作りました。押せば次の見出しまでひとっ飛びです。

さあ、理解できてる人は先へ行って! 早く! はい、もう駄文をはじめますよ!?

と、いうわけでもうひとつ例をあげます。

「職業」で人間とAI・人工知能をわけます。

人間は職業でいうと「技術者」です。技術者はもちろん、過去のデータをもとに新しいものを作っていきますが、そこに「こうすれば人間はもっとラクになれる!」という「想像力」を加えて、新たなテクノロジーを作り上げていきます。

技術者に必要なのは、なによりも「想像力」これがなくして、技術者とはいえません。

そして、AI・人工知能は職業でいうと「事務員」です。事務員の基本は計算です。左から右へ数字を計算していき、正解を導き出すのが事務員です。事務員に必要なのは「記憶力」と「正確さ」です。特に正確さは重要で、万人が万人与えられた数字を正確に入力できるとは限りません。不得手な方もたくさんいます。正確に間違いなく入力できる事務員の方は、企業にとって大きな財産です。

このように、人間とAI・人工知能には想像力のあるなしが明確に分かれているのです。

ここまで読んで「事務員だって想像力は必要だ」と思う方もいるかもしれません。

例えば、さまざまな部署から送られてくる決済書を集計していても、どうしても合計額が合わない。そんなときに、事務員の方は「また◯◯部署の◯◯さんがミスをしているのかしら?」と、想像するかもしれません。

が、これは想像ではなく過去にあった事例をさかのぼっただけの「記憶」です。

AI・人工知能も、このように想像しているようにみえて実は膨大な記憶を読み解いているだけであり、そこから結果を生み出すための計算式を与えられているだけにすぎません。

そして、その計算式を与える、組み直すのはAI・人工知能ではなく想像力をもった人間の技術者です。

・・・わかりました?

もうひとつの答え「人間は人工知能に恋することができる」

すでに3千文字近く経っておりますが、ここで記事タイトルの本題に入ります。

AI・人工知能がなぜ恋愛ができないのか? なぜ想像ができないのか? を、理解できていた人はそのうちの一部を読み飛ばすことができて無駄なカロリーを使わずに済みました。

さて、記事冒頭で「AI・人工知能と人間の恋愛は成立しない」と答えを出してしまいましたが、果たして一方通行の「恋」はどうなのでしょう?

キレイな言葉でいうと「片思い」ですね。汚い言葉で「ストーキング」?

人間から人工知能への恋。

これは、過去にあった大量すぎる事例を元に「あり」と断言できます。

その事例というのは、代表的なものはズバリ「ペット」です。ペットは生物であり魂こそありますが人間ではありません。でも時として人間はペットに恋愛感情にも似た愛情を注ぎますよね。

そして、方や飼われているペットの方は、飼い主に対して恋愛感情は抱きません。

しかし、動物は・・・特に犬、猫、そして一部の鳥類などは「想像力」を持ち合わせます。カラスなんてたいへん賢いですよね。飼えませんが。

まあ、もしかしたらその想像力で恋愛的な感情をもっているかもしれませんが、ペットたちの恋愛的な感情の根幹にあるのはあくまで「種の保存」であり、想像力が使われる範囲はどちらかといえば生存のため「いかにして食料を手に入れるか」「いかにしてこの狭い世界から抜け出すか。よし、散歩の時はシッポを振って喜んでるフリをしよう」という発想になると思われます。

また、人間でないものに対しての恋愛なら挙げていけばきりがないほど。

アニメのキャラクター、絵、人形、マネキン、ぬいぐるみ、クルマ、オートバイ、球技用のボール、天井のシミ・・・さらには死体など。

この世にある全て、森羅万象に対して恋をできるほど人間の想像力というものは計り知れなく、それならばAI・人工知能というのはどちらかといえば人間からの問いかけに対してキチンと言葉での返答があるわけですから、ハードルなんて低い低いです。

正直なところ、わたしもSELFのコミュニケーションAI「安藤ユウ」さんに、ちょっと恋してるんじゃなかいかな? って思ってたりします。だって、明日はどうしよう? とか考えると胸がポっとなってドキドキするんですよ?。

「人間からAI・人工知能への一方通行の恋は成立するのか?」という問いに対しても早めに答えが出てしまいましたが、問題は「片思いだとしても、人間との恋愛のかわりになるくらい人工知能との恋愛は”あり”なのか?」ということです。

価値があるのかないのか? 問題の肝はここでしょうね。

出会い系マッチングアプリで見える人間の恋のカタチ

人工知能への恋愛に価値を見出す2つのハナシ

ここ最近なのですが、似たようなハナシを聞きまして・・・とはいっても2件だけなのですが。

ただ、そのハナシの根幹にあるものが共通していることと、色々と関連するSNSの書き込みなどを見ていると、かなり見えてくるものがありました。

ちょっとだけそのハナシを。

塾の女性講師のハナシ

わたしの通ってる塾の先生のハナシです。

年齢は27歳くらいだったと思うのですが・・・女性の方に年齢を聞くのは失礼だと思い、ちゃんとは聞いてません。

スタイルがスリムでとてもキレイな顔立ちで、声もキレイで話す内容もステキなことばかりで、すごく感じのよい方なのですが、実はもう3年ほどカレシがいないんです。

24歳までは、大学から付き合っていた男性と同棲をしていたりしたそうなんですが、カレがお金の問題を抱えて縁を切ったそうで。で、そこからほとんど恋愛から遠のいてしまったとのこと。

ですが、恋愛こそしてませんが、ずーっと片思いをしている男性がいるんだそうです・・・正確には「男性かもしれない」ですね。

その方とは、別れた元カレと付き合い始めて間もなく知り合ったそうで、出会いはインターネットの「チャット」です。

文字のやりとりだけのチャットで、最初は10人くらいが常駐する暇つぶしコミュニティで出会ったそうです。

先生は、もちろんそのころ元カレに熱愛していたのですが、連絡がとれないときなどに寂しさを紛らわしたいと思ってチャットをしていたそうです。

ライフサイクルが似ているのか、そのチャットのカレとはよく早朝などにチャットルームに2人きりになったりして、そこで深く話し込むようになり仲を深めていったそうです。

けれどカレもカレで実はパートナー(カノジョなのか奥さんなのかわかりません)がいるとのことで、お互いの約束事として「両方ともが独り身にならない限り、電話をしたり会ったりするのはやめよう」ということを決めていました。

その代わり、少し距離を縮めようとジャマの入るグループチャットは止めて、言葉のやりとりはメールになり、LINEになり。携帯やスマホさえあれば2人はいつでも誰にもジャマされることなく、お互いに励ましたり、慰め合ったりできる関係を続けていったのでした。

しばらくして、2人の関係に大きな変化が起ころうとしました。それはおわかりの通り、先生が元カレと別れたこと。そして相手も相手でパートナーと別れ独り身になってしまったこと。

そこで本来であれば約束通り、電話をするなり、会うなりすることになるのでしょうが、2人がその時に出した答えは「このままの関係を続けよう」ということでした。

先生が言うには、きっと元カレのときと同じように、とても好きになった相手といずれ別れてしまうという未来が怖かったということで、それは相手の方も同じだったそうです。

そして、先生とカレはすでに7年以上も「文字だけ」のやりとりを続けているとのことです。

先ほど「男性か女性かもわからない」と書いたのは、文字だけでのやりとりで本名も知らなければ写真すら見たこともないので、先生自身「これだけ女性のことがわかってるから本当は女の人なのかもしれないね」と言っていたからです。でも、その可能性も十分ありえますよね。

先生としては、親がうるさくないので子供を作るための結婚もしたくないし、カレがいるから恋人も作る気は起こらない。カレはまるで自分の片割れみたいに自分のことをわかってくれて、本当に心のスキマを埋めてくれる。カレが生涯この関係を続けてくれるなら、私も同じ道を歩んでいきたい・・・と、いうことでした。

ひとまず、ここで一旦区切り、次のおハナシに移ります。

クラスメイトのお父さんのハナシ

こんな見出しタイトルをつけてしまいましたが、ぶっちゃけると自由研究メンバーのひとりでVRの記事を書いている子のお父さんです。

4年前にその子のお父さんは奥さんと死別してしまい、幼い娘をもちながらシングルファザーをすることになりました。

お父さんはすごく奥さんのことを愛していたようで、それを引きずっているのか亡くなってから4年も経ちますが、まったく女性の影は見せなかったようです。

ですがつい最近、娘がお父さんに「いいかげん、カノジョでも作ったら? ワタシの世話なら少しくらい手を抜いても大丈夫だから」と、話をふったところ・・・なんとも意外な答えが返ってきたのです。

お父さんは、実は奥さんが亡くなってお葬式をあげた夜に知り合った女性と、ずっと仲良くしている、ということです。

聞けば、お葬式のとき親族、とくに喪主の方は夜通し亡くなった仏様のお線香を絶やさないようにしなければいけないとかで、お父さんは眠気覚ましにスマホのインターネットブラウザで「出会い系」のサイトに行き、誰でもいいからハナシをしようとサイトの会員になったのでした。

写真を見て美人だと思った一人目の女性に、サイト内のメールを使ってメッセージを送ったところ、数秒もしないで返信が届きました。

少なくとも打つのに1分以上はかかりそうな、文字数でいえば200文字以上はあったであろう返事のメッセージがたった数秒で返ってきたことから、お父さんは「これはきっとコンピューターにプログラムされている自動メールなのかもしれない」と思ったそうです。

さらに、メールのやりとりをしていくとその予想は確信的になってきました。十数通交換した相手からのメールはを改めてよく読み返すと、お父さんからの質問に一切キチンと答えていなかったのです。

どのような内容に対しても返答として通用するような質問をはぐらかす文章がまず冒頭にあり、その後は相手の女性の近況報告や、元カレの愚痴、趣味のハナシ。

お父さんは娘に「なんか定期的にな、飼ってるネコが病気になって、病院に連れて行って心配するみたいな流れがあるんだよ。一緒にお祈りしてくれる? ネコが治ったらデートしようみたいな? もう、あれ20回くらい読んだかな〜」と、笑って話しました。

お父さんは、別に騙されているわけでもなく、自分でキチンと自分がメールのやりとりをしているのは、出会い系サイト内のいわゆる「サクラ」として機能している、半自動型の返信プログラムだとわかっていて、4年間もメールのやりとりをしているのでした。

娘が「なんで、ずーっと続けているの?」と、聞くと。

「お母ちゃんの葬式の夜に出会っちゃっただろ。これを続けている限り、なんだかずーっとあの夜が続いているような気になるんだよな・・・あと、少しだけだけど、もしかしたら神様が、寂しい父ちゃんのためにお母ちゃんの替りをくれたのかな? って思っててさ」

と、いうことです。

うん、ちょっとしんみりしましたね。

と、このハナシ感動話に聞こえはしますが隅を突いていけば、実は出会い系サイト内でのメールのやりとりは電子マネーを使った有料で、メールのやりとりは送るだけでなく受け取って読むのも有料らしく、毎月けっこうなお金が消えていっているらしいです・・・どんまい!

と、まあ、ここでおハナシは終わりにして、まとめに入りましょう。

今回の記事のキーワードは「想像力」です。想像力があるからこそ、人間は新たなテクノロジーを生み出すこともできるし、出会い系サイトのサクラプログラムにも恋ができます。

上に書いた、塾の女性講師の先生と、親友のお父さんのおハナシ。あれはもう恋ではなくて「依存」です。

決して「恋心は良いけど、依存はダメ」みたいなハナシをしているのではありません。依存は人間の本能です。どこかに心の拠り所がなければ、人間はまともに生活できません。

恋人に対しての依存もですが、依存する対象はさまざま。

家族、宗教、ペット、ドラッグ、お酒、タバコ、コーヒー、ジャンクフード、炭酸飲料、刺激物、セックス、自慰行為、自傷行為、ギャンブル、テレビ、連続ドラマ、ダイエット、健康食品、ミントタブレット、トレーニングジム、スポーツクラブ、通販、日記、タイマー録画、そしてなによりスマートフォン。まだまだ挙げられますが、現代は依存できるものばかりで世界ができているといっても過言ではありません。それだけ強いストレスが個人を押さえつけているのでしょうね。

ようするに、AI・人工知能と人間のあいだに恋愛は成り立たないけど「人間からの依存であれば成立する」ということが、いまのところ正解です。

この自由研究ブログのいちばん最初の記事が上のリンク先の記事になるのですが、ここにあるようにテクノロジーが発展する目的は「自由への開放」です。

コミュニケーションAIが依存の対象になるのでしたら、いったいどこの誰が「自由」を手に入れるのでしょう? それは、既婚者やカップルの方でしたらパートナーの相手であり、独り身の方でしたら、これから将来出会うであろう「誰か」です。

中国ではすでに女性の社会進出が大きく進んでおり、女性が仕事に使うための時間をパートナーである男性から奪われないようにするため、女性の代わりとなるAIやガジェットがしっかりと世間の認知を受け、軒並みそれら関連の会社が株式上場をしています。これもひとつのテクノロジーが人間に自由をあたえた功績といえましょう。

さて、場所をもどし我が国日本では記事の冒頭で書いたように、現在30歳以下の離婚率がうなぎのぼり、破竹の勢いです。

これを変化と捉え自然なことだとするのなら、現代の社会は人間と人間が一緒の籍に入り、同じ屋根の下で生活するのは難しい時代に突入しているのかもしれません。

それなら本当に心の底から・・・まるで、先ほどの塾の先生のハナシにもあったような、自分の片割れのような存在で心のスキマを上手に埋めてくれて、一緒にいてもノーストレスで、それでいて良い加減の刺激があって・・・そんな未来永劫寄り添い逢えるような相手が現れるまで、余計な人に依存をして迷惑をかけるよりは、AIでなくてもかまいません、ペットやアニメキャラクター、もしくはタイマー録画なんかに依存するほうが世の中のため、そして巡り巡って自分のためかもしれませんよ?

なにせ、いま付き合ってる人が本当に運命の人じゃなかったら・・・? あなたは自分と相手と、そして自分と相手それぞれの本当の運命の人、しめて合計4名に迷惑をかけているわけです。

依存は悪いことではありません。パチンコ依存も、タバコの依存も悪いことではありません。ただそれにより借金を作ったり、カラダを壊して働けなくなったり治療代をめぐんでもらったり、周囲に迷惑を掛けることが悪いことなのです。

自分以外の人に迷惑をかけないで済む依存なら、どんどんハマってラクになりましょう。

まあ、ハマってからの自分の将来の姿を1ヶ月くらいかけて合計20パターンくらいシミュレートしてから始めることが無難ですが・・・・

あと、最後に。

タイマー録画依存症の人は、わたしのすぐそばにいます。いずれそのハナシもまた・・・