
今回はVRヘッドセット「Oculus Rift(オキュラス・リフト)」か「Oculus Rift S(オキュラス・リフトS)」を持っている人は「持っててよかった!!」となるお話です。
現在、VRの世界には現実の世界にある職業がどんどん流れ込んでいます。
「Vケット」のようなVR世界の中でのアバター用の服を売る「アパレル業」ですとか、YouTuberのVR版「VTuber」そして歌って踊れる「アイドル」ちゃんたち!
今度は新たに「接客業」がVRの世界に参入してきます。
それも、お父さんたちが好きなガールズバーやキャバクラといった、女の子と1対1でトークのできる接客業です・・・って、うちのお父さんはもっぱらマッチングアプリですけどね。
でも、自宅にいながら気軽に会いにいけるVRのなかの女の子なら、うちのお父さんでもできるかな?
そんな新しい職業を作り出したのは、VR系のスタートアップ企業「いちから」
魔法のような新体験をさせてくれる魅惑的な会社です。
それでは、新しいVRの世界を紹介していきましょう!

VRChatに似て非なるもの
「いちから」が提供する新サービス「ユメノグラフィア」は、簡単にいえば「VRChat(VRチャット)」のようなシステムです。
ユーザーはPCにつないでVR体験ができるVRヘッドセット「Oculus Rift(オキュラス・リフト)」か「Oculus Rift S(オキュラス・リフトS)」を使用してユメノグラフィアの世界へダイブ!
VRチャットと同じように、ユーザーは専用の3Dモデルアバターをまといユメノグラフィアの世界を移動します。
そこには、バーやカフェといったさまざまなタイプのお店があるので、自分にあったものを選び入店しましょう。
お店にはユーザーと同じように、3Dモデルのアバターをまとったカワイイ女の子がいっぱい!
・・・と、ここまではVRチャットでも全然ありうるシチュエーションです。
が、ここからユメノグラフィア独自のシステムが始まっていきます。
それは、そのたくさんのカワイイ女の子のなかから、ユーザーは自分好みの女の子を選んで1対1で話せるようになるのです。
いちからの人材育成力
ユメノグラフィアを製作しているスタートアップ企業「いちから」は、2017年5月に設立されました。
それから半年ほどした2018年2月、いちからはバーチャルYouTuberこと「VTuber」を8人デビューさせます。その名も「にじさんじ」!!
翌月3月には2期生2名が新しく加入したり「にじさんじゲーマーズ」という特化したジャンルのユニットが結成されたりと、にじさんじはとても早いペースで拡大をしていきます。
そして現在2019年7月の時点で所属するVTuberの数は80名を超え、それぞれのファン数は合計で650万人を突破!! さらにワード「にじさんじ」での検索ヒット数は約3億4千万件。
まさにこれはVR界のAKB48、乃木坂46といっても過言ではないプロデュース力と言って良いでしょう。
これだけの人数のVTuberを管理し、ひとりひとりをスターダムへとのし上げていく「人材育成力」
これこそが、いちからという会社の魔法のような新体験の源なのではないでしょうか?

ユメノグラフィアで夢のような時を
話を戻して、ユメノグラフィアについて。
好きな女の子を選んだユーザーは、その女の子と決められた時間、1対1で話すことができます。
VRチャットでは、人気のある人などにはたくさんの人が群がってしまっていたりして、なかなか1対1ではお話できないので、これこそがユメノグラフィアの良い所なのではないでしょうか。
そして、ユーザーは女の子とお話をしてもいいですし、一緒にゲームをしたり映画を観たりと、ステキな時間を過ごせます。
まだ現段階ではテスト期間のβ版なので、色々と制限はついてしまいますが、将来的にはユーザーが持ち込んだアバターを女の子にまとってもらったり、服を着替えてもらったりもできるようになるでしょう。
キャストに自信あり!!
ユメノグラフィアを運営している「いちから」は、サービスの開始に先駆けてVR世界のなかでユーザーを迎えるキャストを一般公募しました。
公募で特に優遇したのは、ガールズバーやコンセプトカフェで働いたことのある接客業経験者や、ニコ生やツイキャスなどでの配信経験者です。
ワタシはさすがにガールズバーはないですが、コンセプトカフェはカワイイキャラクター系のものやアニメ系のによく行きます。
ああいうところの店員さんって、ホントに明るくて世界観にちゃんと入り込んでいてくれて、すごく接客が上手なんですよね! そんな人たちとお話できるなら、会話も弾むというものでしょう。
1年弱という短い期間で80人を超えるVTuberを育て上げた「いちから」ですから、訪れたユーザーをキチンと喜ばせてくれる素晴らしいキャストに育てあげてくれることは間違いないですね! みなさんも期待していきましょ?
「聞いてくれる」のプロは、ユーザーが話しベタでも上手にフォローしてくれますよ!
ユーザーも女の子も一緒にソファの上・・・??
それと・・・特に、これは重要な事だと思いますが・・・
ユメノグラフィアの女の子は、全員がというわけではないでしょうが、多くの女の子が自宅からVR世界にログインしています。
つまり・・・かなりリラックスした状態で女の子はお話ができるということです!
ユーザーの自分も自宅からログインしているのであれば、それはもうお互いに一緒にリビングでくつろいでいるようなもの。のんびり会話が楽しめますよね。
いっそのこと、お互い寝っ転がってみたりしちゃったりして!
うーん・・・ワタシも条件があえば、働いてみたいかも・・・!?

システムのご案内
それでは最後にシステムのご案内です。
VR空間で誰にもジャマされず女の子と1対1でお話やコミュニケーションができる「ユメノグラフィア」は、現在β版での有料テスト期間を実施中。
正規版がリリースされた際は、少し変わってくるかもしれませんが、現段階での概要を紹介しておきますね。
β版運用期間 | 2019年7月16日〜8月中旬 |
動作環境 | Oculus Rift, Oculus Rift S ※その他のVRデバイスには現時点では非対応です |
利用方法 | チケット事前販売による完全予約制 |
チケット価格 | 1000円/1枠(30分) |
特典 | アンケート回答者には正規版リリース時に使える 1000円分のクーポンを付与予定 |

ちょっと◯◯◯な話になっちゃいますが・・・人類最古の職業ってなんだか知ってますか?
はい、いまエッチな職業をあげた人も正解ですが、もうひとつの説もあります。
それは「語りべ」です。
人にお話をしてあげることが最初の職業だったんですね。
VRの世界にも、VTuberが人類と同じように、語りべとして最初の職業に就きました。
そして続くように、人と繋がることで成り立つ職業が次々とVRの世界で始まっています。
それこそ、次あたりには本格的にエッチな職業が始まるかも・・・?
VRは、まるで金脈のように新しいビジネスと可能性が眠っている世界で、たくさんのチャンスがありますが、共通していえることは「コミュニケーション能力」いわゆるコミュ力(りょく)の重要性です。
お互い顔の見えない同士であるからこそ、逆に個人個人のコミュニケーション能力が浮き彫りにされていってしまうVRの世界。軽い気持ちでVTuberをはじめた人たちは、けっこうココで挫折してしまっているみたいですね。
「顔が見られないから、好き放題できるもんだと思ってた・・・」と。
VTuber集団「にじさんじ」を生み出した「いちから」は、その点に早い段階から気付いていたのではないでしょうか? そして、それをしっかりと各キャスト、VTuberに教育できる自信があったから「ユメノグラフィア」を始める決断ができたのでしょう。
まだまだキャストさんは募集しているみたいなので、興味のある人はVRの世界にダイブしてみてください! ワタシはお父さんにすすめてきます!(働く方はコミュ力ないのであきらめます・・・)
